リンダトリアーノ（1998年生、母ミスコンテスト）

リンダトリアーノ（1998年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時9歳）と交配したミスコンテストが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿行牧場。戦績は、中央平地20戦1勝、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿行牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって630万円で落札された。

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

7月15日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

12月3日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3歳（2001年）

1月7日、中1週で迎えた5戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月25日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

4月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（2戦0勝）。17頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた11戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

6月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

7月29日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は宗像徹騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のポルウナカベサをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた15戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（3戦1勝）。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず17着に終わった。

12月22日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

4歳（2002年）

1月20日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた19戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伊勢特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

6月9日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（6戦1勝）。17頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見所を作れず17着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた21戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。