ミステリアスパワー（2009年生、母ベーゼドフラーム）

ミステリアスパワー（2009年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「不思議な魔力」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時8歳）と交配したベーゼドフラームが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方2戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

6月26日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は522kg。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

7月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた5戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3歳（2012年）

1月26日、中8週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったパンタレイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月5日、中9週で迎えた7戦目は、3歳戦のナイスハルター特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた8戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。