クワイエットマン（2000年生、母ケイジーイグザーベランス）

クワイエットマン（2000年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「静かなる男」。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時8歳）と交配したケイジーイグザーベランスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方13戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のケンユウ結婚記念スズタナスーパーカップ(B1)。

経歴

デビュー前

神保忠三厩舎（上山）へ入厩。

3歳（2003年）

8月14日、デビュー戦は前野幸一騎手を鞍上に据えて、3歳C3（上山ダート1250m 小雨/重）に出走。馬体重は507kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（上山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノアラヴァンナからクビ差の2着に甘んじた。

9月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤギオウジャに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の越畑遼祐記念（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B3（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイライブに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアスカタイシンに8馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のケンユウ結婚記念スズタナスーパーカップ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローリオンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月25日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

4歳（2004年）

1月4日、中0週で迎えた9戦目は、4歳以上C3-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

7月1日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮西晃宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたジョーシラー決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。