エイデンダンス（2005年生、母インスパイヤダンス）

エイデンダンス（2005年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアエミネム（当時7歳）と交配したインスパイヤダンスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は協栄組合。戦績は、中央平地34戦2勝、中央障害2戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の燧ヶ岳特別(500万下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、協栄組合から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

7月14日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

11月11日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。17頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2008年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

2月23日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた8戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた9戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた11戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のドリームブレイドをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月8日、中2週で迎えた12戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月20日、中5週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

10月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた15戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた16戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

11月30日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

12月21日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

4歳（2009年）

3月1日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3月29日、中3週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた20戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の燧ヶ岳特別（福島芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は的場勇人騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

6月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の開成山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

8月16日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた25戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた26戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（3戦0勝）。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

5歳（2010年）

1月10日、約3か月の休み明けで迎えた29戦目は、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

3月6日、中7週で迎えた30戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の寒狭川特別（中京芝2500m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた31戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月10日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

4月25日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下の燧ヶ岳特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスペースシャトルをクビ差振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

6月26日、中8週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の信夫山特別（福島芝2600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

9月25日、約3か月の休養明けで迎えた35戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカヤマスナイパーから3馬身差の2着となった。

10月24日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。3着に終わった。