リックムーンライト（1992年生、母キリプリンセス）

リックムーンライト（1992年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラグビーボール（当時9歳）と交配したキリプリンセスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回、地方19戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

12月10日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

3歳（1995年）

3月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた5戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた6戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

6月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

7月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は西谷誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったノーブルサンデーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るマツノパーシアを上がり1位タイの末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

11月19日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた15戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月29日、中0週で迎えた16戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた18戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1996年）

4月29日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、越野亨騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた20戦目は、山本登志彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は越野亨騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は山本登志彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は越野亨騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた24戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本育男騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本育男騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本育男騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本育男騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中5週で迎えた30戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山本育男騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本育男騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山本育男騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた33戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。