リトルアイドル（2021年生、母ブラックオニキス）

リトルアイドル（2021年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「小さくても頑張ってトップアイドルホースを目指す」。毛色は青鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時7歳）と交配したブラックオニキスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月3日、デビュー戦は河原田菜々騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は372kg。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3歳（2024年）

1月20日、中4週で迎えた3戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

6月8日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた6戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、エクササイズに半馬身交わされて2着となった。

9月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のカシノシャンデリアに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月12日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2 18（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた13戦目は、冬日和賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で加茂飛翔騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で加茂飛翔騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（2025年）

1月6日、中2週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2 13（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったルヴォンサンライズに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月6日、中1週で迎えた17戦目は、亜咲花さん来場記念（佐賀ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（10戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

3月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加茂飛翔騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加茂飛翔騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したサンダップルドにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月25日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加茂飛翔騎手（13戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で加茂飛翔騎手（14戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で加茂飛翔騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るリンノペルフェットを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

6月14日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1 12（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で加茂飛翔騎手（16戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた26戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で加茂飛翔騎手（17戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシュリーデービーを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

7月12日、連闘で迎えた27戦目は、一般C1-7（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で加茂飛翔騎手（18戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したオーケーサンダーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中5週で迎えた28戦目は、熊崎晴香さん来場記念（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で加茂飛翔騎手（19戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた29戦目は、ナスタチウム賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で加茂飛翔騎手（20戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダノンクックに1馬身の差をつけて4勝目を収める

9月14日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で加茂飛翔騎手（21戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた31戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド佐賀第2戦（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた32戦目は、さがけいば×ウエストうどん賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（22戦4勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた33戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、さがけいば×ウエストうどん賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタケノエイコウを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って5勝目を手に入れた。

11月7日、中1週で迎えた34戦目は、トパーズ特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた35戦目は、長崎街道北方宿特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。