マイネルコルバータ（2000年生、母ビビッドアイ）

マイネルコルバータ（2000年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ネクタイ（西）」。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時14歳）と交配したビビッドアイが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日優牧場。戦績は、中央平地18戦2勝2着3回、中央障害8戦1勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日優牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,417.5万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,400万円（24万×100口）で一口馬主が募集された。

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

12月7日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

3歳（2003年）

1月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったラップラッパーにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

2月1日、中1週で迎えた4戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったスズカジョリーズにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

2月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

8月23日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウセブンを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

9月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出し、4着に入った。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったビッグミラクルにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

12月7日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（8戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のヒカリウェルをアタマ差振り切って優勝

4歳（2004年）

4月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（9戦2勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

4月25日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で太宰啓介騎手（10戦2勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で太宰啓介騎手（11戦2勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

9月8日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、名古屋チャレンジカップヴァルカン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で太宰啓介騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイナズマセレーネからクビ差の2着に惜敗した。

9月25日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で太宰啓介騎手（13戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた18戦目は、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で太宰啓介騎手（14戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で太宰啓介騎手（15戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた20戦目は、名古屋チャレンジカッププロメテウス賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で太宰啓介騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアラビアロレンスに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月26日、中3週で迎えた21戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の江坂特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

5歳（2005年）

1月16日、中2週で迎えた22戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

1月22日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた25戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウトリガーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月4日、中3週で迎えた26戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月29日、約5か月の休養明けで迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた28戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月25日、中4週で迎えた29戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。