ローランベルカント（1997年生、母インターキヤロツト）
Loulan Bel Canto
1997.04.17
ローランベルカント（1997年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時13歳）と交配したインターキヤロツトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は種市 満夫。戦績は、地方12戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の一般C2五イ。
経歴
デビュー前
1歳のとき、種市満夫から「八戸市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
出川克己厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（2000年）
1月21日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。
2月18日、中3週で迎えた2戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したゴクウラッシュにハナ差届かず2着に甘んじた。
3月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。
11月22日、約8か月半の休養明けで迎えた4戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
12月31日、中5週で迎えた5戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマルシマネイビーを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。
4歳（2001年）
1月22日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
2月20日、中3週で迎えた7戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、ニューマーキュリーに半馬身交わされて2着に敗北した。
3月22日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のスーパーアクトレスに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
4月10日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したベリーウェルを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
5月3日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2五イ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のミヤギテーストを半馬身振り切って制した。
5月24日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
10月17日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は秋田実騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。