メイショウイダテン（1997年生、母ニッセイリラ）

メイショウイダテン（1997年4月19日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のビワハヤヒデ（当時7歳）と交配したニッセイリラが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地24戦1勝2着1回、中央障害17戦1勝2着4回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

9月11日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

3歳（2000年）

1月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

3月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダブルハピネスを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

3月26日、中2週で迎えた13戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったマンボノリズムにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

4月30日、中2週で迎えた15戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた16戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた17戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた18戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は村本善之騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた21戦目は、名古屋チャレンジカップアポロ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（8戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村本善之騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月3日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4歳（2001年）

3月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた26戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 雨）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月28日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2002年）

3月30日、約10か月半の休養明けで迎えた31戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月21日、中2週で迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシードミンゴから3馬身差の2着となった。

6月23日、中3週で迎えた35戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルユニバースから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた38戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったコアレスキャップから約13馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた39戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で嘉堂信雄騎手（10戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードスプレッドから1馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた40戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で嘉堂信雄騎手（11戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のテンビーエースに5馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

11月2日、中6週で迎えた41戦目は、秋陽ジャンプステークス（中山障害芝3210m 晴/良）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた42戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。