ニシノフォーカス（1983年生、母シユンビユーテイ）

Nishino Focus

1983.04.24

ニシノフォーカス（1983年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のハイセイコー（当時13歳）と交配したシユンビユーテイが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡 廣光。戦績は、中央平地15戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中朋次郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

3月22日、デビュー戦は4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。鞍上は大塚栄三郎騎手。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

4月6日、4歳未出走（中山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月19日、4歳未勝利（東京芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマルゴマキシムに3/4馬身届かず2着となった。

5月10日、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のミヤコトゥリオンフに2馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

5月31日、4歳400万下のガーベラ賞（東京芝1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月13日、4歳以上400万下（新潟芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は安田富男騎手。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、最後はシルバーサンダーと並んで4着同着となった。

7月27日、4歳以上400万下の瓢湖特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

8月23日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木勇騎手。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

4歳（1987年）

6月21日、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月5日、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月19日、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月1日、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったスピードチャンプに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月29日、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴崎勇騎手。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったサクラメロディに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

9月19日、4歳以上400万下（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

11月15日、4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。