キーンブレイド（2006年生、母イノセントニンフ）

キーンブレイド（2006年4月20日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時19歳）と交配したイノセントニンフが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田嘉隆。戦績は、地方46戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の水彩都市・江東特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2009年）

4月10日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は527kg。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカズノタイキに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

6月23日、中5週で迎えた4戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

9月30日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、4着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキャプテンボーイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2010年）

1月21日、中6週で迎えた9戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサーストンチアキをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

3月2日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（6戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で柏木健宏騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で柏木健宏騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシュガーリックに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月20日、中5週で迎えた14戦目は、緑風特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で柏木健宏騎手（9戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柏木健宏騎手（10戦3勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で柏木健宏騎手（11戦3勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた17戦目は、わし座特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で柏木健宏騎手（12戦3勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月30日、中1週で迎えた18戦目は、トゥインクルバースデー特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で柏木健宏騎手（13戦3勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

8月17日、中2週で迎えた19戦目は、水彩都市・江東特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で柏木健宏騎手（14戦3勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のワカタカミラクルをクビ差振り切って勝利をモノにする

9月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で柏木健宏騎手（15戦4勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた21戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は17戦連続で柏木健宏騎手（16戦4勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、伸びてきたミラクルエース決め手に屈してハナ差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた22戦目は、週刊Gallop賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で柏木健宏騎手（17戦4勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

11月10日、中2週で迎えた23戦目は、一般B3四 C1四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で柏木健宏騎手（18戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で柏木健宏騎手（19戦4勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入った。

5歳（2011年）

1月31日、中8週で迎えた25戦目は、睦月特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で柏木健宏騎手（20戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた26戦目は、朧月特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は22戦連続で柏木健宏騎手（21戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったケンプトンパークに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月7日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は23戦連続で柏木健宏騎手（22戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4月22日、中6週で迎えた28戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は24戦連続で柏木健宏騎手（23戦4勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったケンプトンパークに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月13日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1三（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は25戦連続で柏木健宏騎手（24戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた30戦目は、こじし座特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は26戦連続で柏木健宏騎手（25戦4勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は27戦連続で柏木健宏騎手（26戦4勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた32戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、りゅう座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた33戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた34戦目は、TWINKLE LIVE賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（27戦4勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月26日、中0週で迎えた36戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（28戦4勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したマルヨシャコーを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

9月15日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（29戦4勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（30戦4勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月13日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（31戦4勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（32戦4勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた41戦目は、一般B3五 C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（33戦4勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた42戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

6歳（2012年）

1月16日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（34戦4勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

2月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、一般C1六 C2三（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた45戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1七 C2三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた46戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。