フレンドスキー（1985年生、母ロイヤルフレンド）

フレンドスキー（1985年2月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロイヤルニジンスキー（当時8歳）と交配したロイヤルフレンドが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はロイヤルファーム（有）新冠支場。戦績は、中央平地20戦1勝2着1回、地方25戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

梶与四松厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

9月6日、デビュー戦は宮田仁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮田仁騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

3歳（1988年）

6月11日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は宮田仁騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた5戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は宮田仁騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

9月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮田仁騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮田仁騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた10戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、平目孝志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフジノタカコマチをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平目孝志騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平目孝志騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は横田雅博騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横田雅博騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた17戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したミチノセカイにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月19日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた19戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上400万下の伊勢特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

6月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、野口睦三騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野口睦三騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた23戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月29日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野口睦三騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシユンサクオーカンからハナ差の2着となった。

9月16日、中2週で迎えた25戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野口睦三騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた27戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた28戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月1日、中2週で迎えた29戦目は、松島久義騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野口睦三騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1990年）

1月23日、中2週で迎えた31戦目は、末広特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は松島久義騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた32戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた33戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、ひな祭特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた34戦目は、中地健夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、市澤正一騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた36戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で市澤正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた37戦目は、グリーン特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で市澤正一騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンカズミに1馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

7月13日、連闘で迎えた38戦目は、かに座特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で市澤正一騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月21日、中5週で迎えた39戦目は、シルクサマー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で市澤正一騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた40戦目は、新秋特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で市澤正一騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた41戦目は、ノスタルジア特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で市澤正一騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカネオーシヤンからアタマ差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた42戦目は、ウォーターサイド特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で市澤正一騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた43戦目は、神無月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で市澤正一騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた44戦目は、一般B3三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で市澤正一騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた45戦目は、一般B3六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田部和広騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。