ソクシン（2017年生、母ランディスティニー）

Sokushin

2017.04.11

ソクシン（2017年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「促進」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時10歳）と交配したランディスティニーが19歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山口 義彦。主な勝ち鞍は2020年のムスカリ特別。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

9月14日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったスズカコーズマンボにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月14日、中5週で迎えた3戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで踏ん張ったが、抜け出したリバースメルローズを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月6日、中2週で迎えた4戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のひばり特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3歳（2020年）

1月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は横川怜央騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ノーブルノヴァにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のムスカリ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持久力で渋太く粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のミチノギャングをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。