ワイルドゲッツ（2009年生、母ゲラウトマイウエイ）

ワイルドゲッツ（2009年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋手に入れる」。毛色は栗毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時15歳）と交配したゲラウトマイウエイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨタケ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

8月5日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

10月31日、中6週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた3戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた5戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4歳（2013年）

1月15日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったタマモショパンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中2週で迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したドリームバンブーにクビ差届かず2着となった。

4月10日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエムエムベレッタに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月21日、中7週で迎えた13戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったクリノヘイローに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた15戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1 C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、エムエムベレッタに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月27日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。