エフテーキャプテン（2003年生、母ファーストミユキ）

エフテーキャプテン（2003年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時6歳）と交配したファーストミユキが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は廿日岩寿美。戦績は、中央平地5戦0勝、地方29戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2006年の金沢競馬売店組合森本売店杯(B9)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、廿日岩壽美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

富田一幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

7月17日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた5戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3歳（2006年）

5月6日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウエスタンサニーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月6日、中1週で迎えた8戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマリンペガサスに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月2日、中3週で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳戦のエーデルワイス賞（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユウキキンボシに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

8月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユウキキンボシにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦のキャッツテール賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアトワンスナオに1馬身の差をつけて制した。

9月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた16戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦の金沢競馬売店組合森本売店杯（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のニシネホウジュを3/4馬身振り切って制した。

10月15日、連闘で迎えた18戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（9戦4勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた19戦目は、威典・早苗ウエディング記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハヤテサンデーに3/4馬身交わされて2着となった。

11月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノテンザンに8馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

12月26日、中4週で迎えた21戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（12戦5勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

4歳（2007年）

1月4日、連闘で迎えた22戦目は、ミラノピザハッピー杯（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（13戦5勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハヤテサンデーに交わされて6馬身差の2着となった。

2月8日、中4週で迎えた23戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

4月1日、中6週で迎えた24戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（14戦5勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（15戦5勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた26戦目は、れんげそう特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（16戦5勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

5月14日、中0週で迎えた27戦目は、つつじ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（17戦5勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チャンスザチャンスに交わされて3馬身差の2着となった。

5月27日、中1週で迎えた28戦目は、松宮充有紀誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（18戦5勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた29戦目は、焼肉のときわ亭杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（19戦5勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた30戦目は、竹田吉孝騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた31戦目は、HAB Happy特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（20戦5勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月9日、連闘で迎えた32戦目は、やまゆり特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（21戦5勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（22戦5勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた34戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。