サマーサティ（2012年生、母クールモダン）

サマーサティ（2012年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時17歳）と交配したクールモダンが11歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はShall Farm。戦績は、中央平地3戦0勝、地方39戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の一般C21。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額750万円（7.5万×100口）で一口馬主が募集された。

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

3月29日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1400m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は404kg。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後はバタバタになってしまい18着に終わった。

4月19日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

8月15日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

10月2日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた6戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のノッツダルジェントをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた8戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、白川郷特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた9戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた10戦目は、後藤保先生ありがとう（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

4歳（2016年）

1月7日、中0週で迎えた11戦目は、牝馬限定の一般C27（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月25日、中2週で迎えた12戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

4月1日、中0週で迎えた17戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の一般C20（笠松ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C21（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下雅之騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトラキアンオーヒに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた20戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、屋形船特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた22戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

6月25日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた24戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月17日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、リッチゴールドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月23日、連闘で迎えた26戦目は、岡山県ももたろう特別（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のオレンジピューレに3馬身の差をつけて3勝目を収める

8月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のフェアリーバズに3馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

10月8日、中6週で迎えた29戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のリナシータに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月6日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

11月26日、連闘で迎えた33戦目は、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2 44（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したメイショウアライソにクビ差届かず2着となった。

5歳（2017年）

1月4日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で川島拓騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で川島拓騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイショウメブキにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

1月29日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2-40（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で川島拓騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた39戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で川島拓騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で川島拓騎手（11戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

3月5日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた41戦目は、4歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で川島拓騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた42戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で川島拓騎手（13戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。