マルブツリードオー（1984年生、母スタイリード）

マルブツリードオー（1984年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のゼネラルオー（当時16歳）と交配したスタイリードが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は元木鉄男。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回、地方10戦0勝。主な勝ち鞍は1987年のアラ系4歳未勝利。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

6月22日、デビュー戦は岡冨俊一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた3戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったミトモダイヤにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

3歳（1987年）

1月10日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた5戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

2月1日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のファンファンホマレをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

2月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンのシュンエイ記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦1勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

3月14日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上300万下のアラブ特別（中京ダート1700m 曇/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は加用正騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアキノマーチに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月28日、中1週で迎えた10戦目は、柴田政見騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1700m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた11戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月14日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた13戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月8日、中4週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた14戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月20日、中1週で馬体重を前走から34kg絞って迎えた15戦目は、成田明騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月30日、中0週で迎えた16戦目は、アラ系一般C1ホ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は仙道光男騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた18戦目は、北浦充騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1988年）

1月12日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。