ビックマン（2011年生、母ヒシアスカ）

ビックマン（2011年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時14歳）と交配したヒシアスカが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）カミイスタット。戦績は、地方9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の船橋競馬名物!東西売店あんかけやきそば賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カミイスタットから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

川勝歩厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2014年）

4月10日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は561kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

5月9日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

6月20日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた4戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、タケショウカフェに交わされて1馬身差の2着となった。

8月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、かなり厳しいペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったスパークに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で瀧川寿希也騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の船橋競馬名物!東西売店あんかけやきそば賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で瀧川寿希也騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るソルトオブジアースを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。