ポッドルージュ（2011年生、母ヒンギス）

ポッドルージュ（2011年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時19歳）と交配したヒンギスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、地方34戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の20時30分にいい夢見ませんか。賞(一般B3三)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小川眞査雄によって315万円で落札された。

的場直之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

7月12日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は485kg。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラックビアドに3/4馬身届かず2着となった。

7月31日、中2週で迎えた2戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったビックボーイに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中4週で迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったドラゴンエアルにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月16日、中3週で迎えた5戦目は、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2014年）

1月21日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンの’14桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

2月7日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

2月25日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月4日、中2週で迎えた10戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた15戦目は、三春駒賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた17戦目は、花いっぱいのまち葛飾賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシンクスマイルを交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月12日、中2週で迎えた18戦目は、晩秋特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた19戦目は、サンクスナイト賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた20戦目は、ジルベスター特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のチャンピオンリングに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2015年）

1月22日、中2週で迎えた21戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず13着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた22戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、節分賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったダンスパフォーマーに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

2月26日、中2週で迎えた23戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月24日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、剛力彩芽来場記念（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横川怜央騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた25戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、シルバーブライドル賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた26戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、トゥインクルサマー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた27戦目は、20時30分にいい夢見ませんか。賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のシルキークィーンに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

9月18日、中4週で迎えた28戦目は、すみだ特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月28日、中0週で迎えた29戦目は、港区特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた30戦目は、オフト新潟賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に敗れた。

12月24日、中9週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、クリスマスイブ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は横川怜央騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。

5歳（2016年）

1月14日、中2週で迎えた32戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた33戦目は、節分賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた34戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。