シンボリアミアン（2007年生、母フリクション）

シンボリアミアン（2007年5月5日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋フランスの駅名」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時13歳）と交配したフリクションが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地18戦0勝、中央障害1戦0勝、地方4戦4勝。主な勝ち鞍は2010年の祝優勝記念(一般C4)。

経歴

デビュー前

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月4日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は526kg。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3歳（2010年）

3月7日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

11月23日、約8か月半の休み明けで迎えた4戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート950m 晴/重）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマイチハジメに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月3日、中0週で迎えた5戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーカクテルに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤智久騎手（2戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワルーブルに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、祝優勝記念（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーストラに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2011年）

6月12日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた8戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた9戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鶴橋特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

11月5日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の松浦特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林慎一郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小林慎一郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

5歳（2012年）

2月12日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた14戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

3月11日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた16戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の花見山特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた17戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

7月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

8月25日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた19戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた20戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の岩船特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月1日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。