ウツミシーザー（1985年生、母ダイロクヒツタライト）

ウツミシーザー（1985年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栃栗毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時9歳）と交配したダイロクヒツタライトが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はアサヒ牧場。戦績は、地方39戦10勝2着6回。主な勝ち鞍は1989年のアラ系4歳以上A1。

経歴

デビュー前

村上実厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1987年）

5月18日、デビュー戦は小野寺三男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（盛岡ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のコシエトクインに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月13日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦の若草賞（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺三男騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月11日、中3週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた3戦目は、アラ系3歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺三男騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺三男騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた5戦目は、村上昌幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアラブジュニアカップ（盛岡ダート1420m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロハタオーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月21日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の東北アラブ3才チャンピオン（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上昌幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上昌幸騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイセイトヨホープからアタマ差の2着に甘んじた。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で村上昌幸騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトフタバに9馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の金杯（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上昌幸騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンハクリユウから3馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1420m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で村上昌幸騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハツピータガミに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（1988年）

1月5日、中5週で迎えた11戦目は、藤本昌行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若水特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた12戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の武甲山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミカワジユリアスから3馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のつくし特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウツミロツキーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

3月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のパンジー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミカワルージユに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月4日、中2週で迎えた16戦目は、薫風特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカスガチカラから半馬身差の2着となった。

4月30日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦の千鳥賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオタルホーマーから1馬身差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた18戦目は、市澤正一騎手を鞍上に迎えて、シルバーカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた19戦目は、木村佳世騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアラブダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月12日、約6か月の休養明けで迎えた20戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、京橋特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4歳（1989年）

1月4日、中2週で迎えた21戦目は、尾形秋徳騎手を鞍上に迎えて、門松特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた22戦目は、荒川特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた23戦目は、入間川特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は尾形秋徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月13日、中5週で迎えた24戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（園田ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノマーベラスに2馬身半の差をつけて7勝目を獲得した。

5月31日、中4週で迎えた26戦目は、尾原強騎手を鞍上に迎えて、日刊スポ賞（園田ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月12日、約6か月半の休み明けで迎えた27戦目は、田中敏和騎手を鞍上に迎えて、A12 B1（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイーグルマーチに3/4馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

12月26日、中1週で迎えた28戦目は、ミヤノダービー記念（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中敏和騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後はシナノソロナオーと並んで8着同着となった。

5歳（1990年）

1月8日、中1週で迎えた29戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、新春アラブ争覇（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた30戦目は、東海プリンス（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。失格となった。

5月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、若葉特別（中京(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は田中敏和騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサカエシンボルに1馬身半の差をつけて9勝目を挙げた。

5月23日、中2週で迎えた32戦目は、晩春特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中敏和騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた33戦目は、初夏特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中敏和騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウテイモーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月3日、中3週で迎えた34戦目は、ジュライ特別（名古屋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中敏和騎手（5戦3勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた35戦目は、盛夏特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中敏和騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月19日、中8週で迎えた36戦目は、セプテンバー特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中敏和騎手（7戦3勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンターフラツシユからクビ差の2着となった。

10月8日、中2週で迎えた37戦目は、オクトーバー特別（中京(地)ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中敏和騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月13日、中8週で迎えた38戦目は、上田二郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上A1（園田ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（1991年）

6月18日、約6か月の休み明けで迎えた39戦目は、田中道夫騎手を鞍上に迎えて、グラジオラス特別（園田ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。