ウォーハンマー（2007年生、母ヘクターオストレル）

ウォーハンマー（2007年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時21歳）と交配したヘクターオストレルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者はストロベリーフィールドファーム（株）。戦績は、地方15戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年のかえで特別。

経歴

デビュー前

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2009年）

9月2日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。馬体重は514kg。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、勝ったエスケイガナールにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月20日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンポウを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

11月16日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3歳（2010年）

3月8日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

8月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

8月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

9月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のかえで特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコウヨウハーバーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったティーケーストームにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5歳（2012年）

1月11日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C3三四イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るモエレサムソンを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って休み明け初戦を制した。

1月27日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で左海誠二騎手（12戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったユウユウアプローズに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で左海誠二騎手（13戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で左海誠二騎手（14戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。