コスモフーディエ（2019年生、母チョウノヨウニマイ）

コスモフーディエ（2019年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+蝶(中国語)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時10歳）と交配したチョウノヨウニマイが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は津田牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月16日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

3歳（2022年）

2月19日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

4月5日、中5週で迎えた3戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5月20日、中5週で迎えた4戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月30日、中0週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月9日、中0週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したディービースクエアを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゆうかちゃん御生誕記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスパイツァックを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の白河カアサン生誕（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月14日、中1週で迎えた13戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月28日、中1週で迎えた14戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の都丸ちよ生誕祭～ちよかわ杯～（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた15戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、隆良君お誕生日（過ぎた）記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C15（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るノブクンブラックを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

11月11日、中1週で迎えた17戦目は、香嵐渓特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（3戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のディアブレリーに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月23日、中1週で迎えた20戦目は、蔵王山特別（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

4歳（2023年）

1月3日、中1週で迎えた21戦目は、C3組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた23戦目は、FLS10周年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた24戦目は、紗佳くんお誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

3月17日、中3週で迎えた25戦目は、SHIBUYA DREAMSC3（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた26戦目は、一発逆転!熊田さん退職記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったシンゼングレートに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般C6（名古屋ダート920m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のバラノロンドに2馬身の差をつけて4勝目をマークした。

5月19日、中3週で迎えた29戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（7戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

デビュー前

迫田清美厩舎（愛知）へ入厩。

6月16日、中3週で迎えた30戦目は、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた33戦目は、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤誓二騎手（10戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた34戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた35戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、PKC20周年記念サミット（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のターミバレンシアをクビ差振り切って5勝目を手にした。

デビュー前

迫田清美厩舎（愛知）へ入厩。

9月5日、デビュー戦は加藤誓二騎手を鞍上に据えて、おとめ座特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番ゲートからスタート。出走取消となった。