ウェスタンアポロ（1995年生、母ウエスタンイーグル）

ウェスタンアポロ（1995年5月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時14歳）と交配したウエスタンイーグルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は貞広賢治。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦6勝。主な勝ち鞍は1997年のチャレンジヘ。

経歴

デビュー前

荒川友司厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1997年）

8月28日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジヘ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスマイルキングに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月19日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトウジンキャサリンに6馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

3歳（1998年）

2月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月22日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（4戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーウエシマに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタニグミクインに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

4月24日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヘイセイスピードを3/4馬身振り切って5勝目を獲得した。

8月30日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤勝己騎手（7戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は9戦連続で安藤勝己騎手（8戦5勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

10月20日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、次井武史騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のミストップガンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。