クールアンフルール（2006年生、母フレッシュミドリ）

クールアンフルール（2006年3月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「花の心（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時17歳）と交配したフレッシュミドリが17歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）上山牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着3回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,000万円（10万×100口）で一口馬主が募集された。

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

2月21日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したジョウノボヘミアンに半馬身届かず2着となった。

3月14日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた4戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったレーシングレデイーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月31日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアイティムサシにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

6月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武英智騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8月23日、中8週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

10月6日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、紅葉特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、函館山特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。