ドリームクェーサー（2006年生、母コスモフライト）

ドリームクェーサー（2006年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋準星、電波を出す天体」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したコスモフライトが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額1,600万円（8万×200口）で一口馬主が募集された。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

6月29日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったサダムテンジンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月2日、中4週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3歳（2009年）

2月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るエーシンビートロンを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月3日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

11月22日、中3週で迎えた8戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

4歳（2010年）

2月7日、中8週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3月14日、中4週で迎えた11戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月16日、中8週で迎えた12戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

6月27日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（7戦1勝）。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず15着に終わった。

7月25日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた14戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、岡山県馬事畜産振興協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月15日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた15戦目は、あしだ川花火特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた16戦目は、なでしこ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた17戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、ゲタリンピック特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた18戦目は、マリーゴールド特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた19戦目は、ななかまど特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた20戦目は、ハロウィン特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた21戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、酉の市特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた22戦目は、つわぶき特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた23戦目は、年忘れ特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2011年）

1月3日、連闘で迎えた24戦目は、初笑い特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた25戦目は、睦月特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた26戦目は、水瓶座特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた27戦目は、鞆・お弓神事特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で三村展久騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた28戦目は、鞆・町並ひな祭特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三村展久騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた29戦目は、春うらら特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三村展久騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。