サイキョウスイセイ（1983年生、母クインソルテー）
Saikyo Suisei
1983.06.22
サイキョウスイセイ（1983年6月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時12歳）と交配したクインソルテーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は土肥牧場。戦績は、中央平地31戦3勝2着1回、地方30戦5勝2着2回。1987年のエメラルドステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1986年）
2月22日、デビュー戦は4歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。鞍上は田原成貴騎手。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトウショウゼウスを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。
3月16日、4歳新馬（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のメジロナーデルを3/4馬身振り切って勝利を挙げた。
3月29日、3歳オープンのすみれ賞（阪神芝2200m 晴/重）に出走。鞍上は田島良保騎手。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。
10月5日、4歳以上400万下の北野特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。
10月18日、4歳以上400万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。
11月8日、4歳以上400万下（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。
11月23日、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のイブキサージャントを半馬身振り切ってトップでゴールに入った。
12月13日、4歳以上400万下の揖斐川特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
4歳（1987年）
2月8日、ハンデ戦で5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。
2月22日、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。
3月22日、ハンデ戦で5歳以上900万下の甲山特別（阪神芝2200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。
4月12日、5歳以上900万下（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。
4月18日、ハンデ戦で5歳以上900万下の明石特別（阪神芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は土肥幸広騎手。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシンリーゼントに1馬身3/4の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。
5月9日、5歳以上1400万下の烏丸特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。
5月24日、エメラルドステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。
6月6日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の灘ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。
7月4日、5歳以上1400万下のジュライステークス（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。
9月26日、ハンデ戦で4歳以上900万下の夕月特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で土肥幸広騎手。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
10月4日、ハンデ戦で4歳以上900万下の兵庫特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で土肥幸広騎手。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。
10月24日、4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は西園正都騎手。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
11月7日、ハンデ戦で4歳以上900万下のみちのくステークス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。
12月5日、4歳以上900万下の’87ゴールデン ブーツ トロフィー（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上はP.エデリー騎手。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。
12月20日、4歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は林満明騎手。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。
5歳（1988年）
1月30日、ハンデ戦で5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。
7月9日、5歳以上900万下の木曽川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。
8月6日、4歳以上900万下のサマーステークス（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。
8月21日、ハンデ戦で4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
9月4日、ハンデ戦で4歳以上900万下のフクニチ新聞杯（小倉芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は増井裕騎手。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
9月24日、ハンデ戦で4歳以上900万下の夕月特別（阪神芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。
11月5日、ハンデ戦で4歳以上900万下のみちのく特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は西園正都騎手。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。
11月19日、ハンデ戦で4歳以上900万下の磐梯山特別（福島芝2000m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は原田聖二騎手。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。
6歳（1989年）
1月14日、新春短距離特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤田正治騎手。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月8日、白銀ハンデ（笠松ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田正治騎手。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月22日、アメジスト特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田正治騎手。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月5日、弥生特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田正治騎手。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。
3月14日、中央競馬騎手招待（笠松ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は岡潤一郎騎手。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月7日、日刊スポ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤田正治騎手。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月3日、青葉賞（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田正治騎手。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
5月19日、かがり火特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田正治騎手。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月2日、木曽川特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田正治騎手。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月16日、白ばら特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田正治騎手。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月10日、乗鞍特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田正治騎手。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月26日、一般A2 B1（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤田正治騎手。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月31日、高原特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤田正治騎手。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月15日、秋分特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で藤田正治騎手。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月5日、高山特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤田正治騎手。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月26日、神無月特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤田正治騎手。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月30日、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は今井孝一騎手。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
7歳（1990年）
1月12日、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は高木健騎手。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
1月24日、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月8日、寒椿特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は戸田謙治騎手。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月22日、うぐいす特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸田謙治騎手。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月30日、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は戸梶由則騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモムペンスに半馬身の差をつけてトップでゴールに入った。
4月23日、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンマリーナに半馬身の差をつけて勝利を収めた。
5月20日、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸梶由則騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネグリーンに1馬身半の差をつけて勝利をモノにした。
6月4日、一般C4-2（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸梶由則騎手。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワードンスティールに4馬身の差をつけて勝利を物にした。
6月26日、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸梶由則騎手。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のソウゴウジヨオウに2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。
8月5日、一般C2-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸梶由則騎手。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノザベイから2馬身差の2着に敗北した。
9月10日、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は四宮幸志騎手。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオプリンスから1馬身差の2着となった。
10月21日、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四宮幸志騎手。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8歳（1991年）
2月23日、早春特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は戸梶由則騎手。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。