ガッテンイキオイ（2015年生、母スイートグラーツ）

ガッテンイキオイ（2015年1月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「合点＋勢い。本馬のイメージから」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンホマレボシ（当時6歳）と交配したスイートグラーツが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）田原橋本牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳C1二。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

1月27日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

4月8日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

5月21日、中5週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた3戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤマニンキアラに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

7月23日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた6戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月21日、連闘で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキサラギコマチに5馬身の差をつけて2勝目を収める

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、リュウノフラットに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月7日、連闘で迎えた12戦目は、横手やきそば四天王藤春賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったナムラガンバローに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月29日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

11月26日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2019年）

3月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた17戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

5月5日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

5月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。