ナショナルゴールド（2001年生、母ナイキジョオー）

ナショナルゴールド（2001年6月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金のようにかがやき走れ」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時12歳）と交配したナイキジョオーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高藤茂。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2003年のアタックチャレンジII。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

7月31日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったソウルテーストから1馬身半差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったデルマチェリーからアタマ差の2着に甘んじた。

10月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のウエルキンスターに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2004年）

3月21日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた9戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた10戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月21日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、一般D4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

4歳（2005年）

4月27日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルスペシャルから2馬身差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルスペシャルから3馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた15戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノステージに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6月8日、中1週で迎えた16戦目は、豊平峽特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイリッシュハーブに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月15日、連闘で迎えた17戦目は、真駒内特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェンツマキシムから半馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた18戦目は、滝野特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた19戦目は、レチクル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（7戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、フォーマルハウト特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオードリファースから2馬身差の2着に敗北した。

8月23日、中3週で迎えた21戦目は、ネプチューン特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた22戦目は、ツルマルボーイ賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレユウシンから1馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた23戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、当麻今摺米特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。