ライトマローダー（1999年生、母ニューフリージア）

ライトマローダー（1999年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサマーサスピション（当時7歳）と交配したニューフリージアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川勝春。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦2勝2着3回。2001年の白菊賞(牝地方重賞)で2着に入った他、2002年の日高賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川正美から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、前川正美から「北海道9月市場サラブレッド2歳」に上場され、永村侑によって315万円で落札された。

千葉四美厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2001年）

9月29日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサララサンヒコに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、中3週で迎えた2戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞の白菊賞（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、サクラスギに交わされて4馬身差の2着となった。

11月25日、中3週で迎えた3戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の黄菊賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンシャトーに3/4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3歳（2002年）

1月12日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦の菜の花賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、バンフレッシュに交わされて2馬身半差の2着となった。

5月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のやまびこ賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイテイドリームから2馬身差の2着となった。

6月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の疾風特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦2勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月24日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。15着に終わった。

9月8日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた13戦目は、3歳A1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた14戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダリア賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のオータムカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞のトパーズカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

11月3日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のエルフィン賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた20戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2003年）

4月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、新緑賞（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。