ノンキ（2003年生、母シェリーザ）

ノンキ（2003年3月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「呑気」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時17歳）と交配したシェリーザが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地12戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月27日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3歳（2006年）

6月11日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、伸びてきたトウカイマーチ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

7月1日、中2週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったプレシャスレディーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月22日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のゲイルマイラブを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

11月5日、中1週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

4歳（2007年）

3月18日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の岡崎特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトーホウシャインを半馬身振り切って制した。

5月12日、中1週で迎えた11戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

7月15日、中8週で迎えた12戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝1800m 外回り雨/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。