カムカムキリシマ（2020年生、母キアラ）

Comecome Kirishima

2020.02.29

カムカムキリシマ（2020年2月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「郷里霧島へ来る」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時22歳）と交配したキアラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は釘田 義美。主な勝ち鞍は2023年の風待月賞。

経歴

デビュー前

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月27日、デビュー戦は今村聖奈騎手を鞍上に据えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。17頭立ての5番人気で大外17番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた2戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3歳（2023年）

1月12日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦のノカイドウ特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

4月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

2023年4月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月6日、中3週で迎えた5戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロイヤルホープに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の風待月賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のサバンナテソーロをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

7月18日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、大隅特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の2023さがしがコラボファイナルレース（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。