カネトシヒーロー（1998年生、母スーパーユニーク）

カネトシヒーロー（1998年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時11歳）と交配したスーパーユニークが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日の出牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の一般C。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

8月20日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた4戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は宇田登志夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宇田登志夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宇田登志夫騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

3歳（2001年）

1月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で宇田登志夫騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で宇田登志夫騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、5着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で宇田登志夫騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したローズレディを差し切れず、2馬身差の2着となった。

2月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で宇田登志夫騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

9月2日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月13日、中5週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた16戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた18戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた19戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のバンダムカリムをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

1月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた23戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。