サンデーヒストリー（2005年生、母フジノタカコトブキ）

サンデーヒストリー（2005年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父父名の一部＋歴史」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時7歳）と交配したフジノタカコトブキが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は秋場牧場。戦績は、中央平地12戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上1000万下。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額2,500万円（25万×100口）で一口馬主が募集された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

9月6日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は538kg。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

9月20日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャトルマンに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（2009年）

1月4日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったグランプリサクセスにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のニューイチトクをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月7日、中8週で迎えた5戦目は、4歳以上1000万下の御嶽特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島良太騎手（4戦2勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したカシノブレイヴリにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の城崎特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島良太騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のマチカネカミカゼに5馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

11月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の北國新聞杯（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島良太騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月13日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島良太騎手（7戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のホワイトベッセルをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

5歳（2010年）

1月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1600万下の初夢ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鮫島良太騎手（8戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の阪神スプリングプレミアム（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鮫島良太騎手（9戦4勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったトーセンモナークに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月18日、約8か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上1600万下のサンタクロースステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鮫島良太騎手（10戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。