タフネスチカラ（1984年生、母スマイルスター）

タフネスチカラ（1984年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のカツラギセンプー（当時6歳）と交配したスマイルスターが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は種市満夫。戦績は、中央平地13戦1勝、地方24戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年のアラ系4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中四郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

10月4日、デビュー戦は林満明騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた4戦目は、小谷祐司騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小谷祐司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小谷祐司騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小谷祐司騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた8戦目は、田口光雄騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3歳（1987年）

1月10日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小谷祐司騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小谷祐司騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田口光雄騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグリーンロイヤルに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月21日、連闘で迎えた12戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（小倉芝1800m 曇/良）に55kgの斤量を背負って出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

3月28日、中4週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小谷祐司騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた14戦目は、横川治美騎手を鞍上に迎えて、C1（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月23日、中6週で迎えた15戦目は、佐治泉太騎手を鞍上に迎えて、C1（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（1988年）

9月26日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、アラ系一般C23（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐治泉太騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C3（中京(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は横川治美騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系一般C3（中京(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川治美騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川治美騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横川治美騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C3（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で横川治美騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横川治美騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で横川治美騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1989年）

1月29日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、横川健二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C3ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川健二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノマンナに1馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

3月2日、中2週で迎えた26戦目は、C3イ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横川健二騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた27戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサノトウザイから3馬身差の2着となった。

4月15日、連闘で迎えた28戦目は、中尾則行騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中尾則行騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中尾則行騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で中尾則行騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた32戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中尾則行騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた34戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で奥下一月騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイハチナルミから半馬身差の2着に敗北した。

7月3日、連闘で迎えた35戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で奥下一月騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた36戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で奥下一月騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた37戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で奥下一月騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。