ユウターサクセス（1998年生、母シヨノフォルテシモ）

ユウターサクセス（1998年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のテンビー（当時8歳）と交配したシヨノフォルテシモが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）庄野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦6勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、庄野牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、庄野牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、上山登によって472.5万円で落札された。

佐藤征助厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

10月6日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた2戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオクトーバーシリーズ第4戦（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

12月1日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

4歳（2002年）

1月22日、中6週で迎えた5戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のシュンエイハートに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月5日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で保利良平騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラムセスファーストに4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

8月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で保利良平騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のタカヒロパレスをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

8月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で保利良平騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で保利良平騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエンジェルキャスパを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で保利良平騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で保利良平騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプリンプリンプリンに2馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

10月30日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で保利良平騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上C2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で保利良平騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテレマカシーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

11月19日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で保利良平騎手（11戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で保利良平騎手（12戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で保利良平騎手（13戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

5歳（2003年）

1月31日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で保利良平騎手（14戦5勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6月18日、約4か月半の休み明けで迎えた21戦目は、4歳以上C2-3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で保利良平騎手（15戦5勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。