コーワシェーバー（1999年生、母リアルウィナー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、今井牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2001年）

12月29日、デビュー戦は吉原寛人騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は479kg。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

3歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、山本登志彦騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイシノアルルに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本登志彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るツルギベルマンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

5月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本登志彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベストゴールを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本登志彦騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月3日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、リゲル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユーワルークにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月14日、中5週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた8戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレンドリーラインを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリワードプランタンを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って4勝目をつかんだ。

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦2勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るカッポレを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を手にした。

9月3日、中2週で迎えた11戦目は、一般B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアイトユウキに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月29日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るウメノダックダンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4歳（2003年）

1月8日、中0週で迎えた13戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るソレデイイを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月10日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（6戦6勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。