リンガスフラッシュ（1997年生、母サンハート）

リンガスフラッシュ（1997年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時17歳）と交配したサンハートが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地12戦0勝、地方6戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上C4。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

10月17日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は414kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

12月11日、中2週で迎えた4戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

3歳（2000年）

2月5日、中7週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

5月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に敗れた。

10月8日、中8週で迎えた9戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋明騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋明騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4歳（2001年）

2月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキシムマックインから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中3週で迎えた14戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドオブゴッドに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月5日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のユウターサイレンスに1馬身の差をつけて2勝目を収める

4月18日、中1週で迎えた16戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリマヴェーラから1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキシムマックインからハナ差の2着に甘んじた。

5月24日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。