デバッグバージョン（2000年生、母コーエーガルボ）

デバッグバージョン（2000年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「修正版」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時7歳）と交配したコーエーガルボが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野島牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方27戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C1-1。

経歴

デビュー前

当歳のとき、野島牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、園部博之によって2,205万円で落札された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

2月2日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

2月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4月20日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

11月5日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したギャルソンマンクェを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C9-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたインペリアルパワー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C7-2（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマキバストロングに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

1月21日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアサクサゼッケンを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

3月2日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C4-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンマインドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3月24日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C4-1（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンスルーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月7日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で田中学騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた19戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた20戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマキハタサーバーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を手中に収めた。

6月24日、中3週で迎えた21戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングジョッキー賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月23日、約5か月の休養明けで迎えた22戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、デイリー昆陽特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた23戦目は、吉川特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

5歳（2005年）

1月11日、中1週で迎えた25戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

3月9日、中7週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（10戦2勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた27戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-3（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦聡志騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月1日、約7か月の休養明けで迎えた31戦目は、奥村友基騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

6歳（2006年）

1月2日、中1週で迎えた33戦目は、スーパーバードカップ（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C5三（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は奥村友基騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C6三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。