サンジョルディ（2018年生、母ジョウテングレイス）

Sant Jordi

2018.04.23

サンジョルディ（2018年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時15歳）と交配したジョウテングレイスが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は成隆牧場。主な勝ち鞍は2020年の2歳。

経歴

デビュー前

高橋道雄厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2020年）

9月27日、デビュー戦は池田敦騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は444kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のヨンシキハヤテに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月27日、中3週で迎えた2戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の神無月特別 限定（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月6日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のいて座特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2021年）

3月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアサマヤマブシに6馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の卯月特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の能登禄剛崎賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（6戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトラハトに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。