チョウキョウケン（2007年生、母キーンレイザー）

チョウキョウケン（2007年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「超強健。凄く強く丈夫なこと」。毛色は栗毛。種牡馬のスクワートルスクワート（当時9歳）と交配したキーンレイザーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2009年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、辻牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

4月29日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るビターチョコを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

8月19日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月23日、中4週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月8日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のサニーヒメに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3歳（2010年）

6月27日、約8か月半の休養明けで迎えた6戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 雨/稍重）に49kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

7月31日、中4週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた8戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。