スパーキングブルー（2020年生、母レジェンドブルー）

スパーキングブルー（2020年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「青い閃光。母や兄弟の名よりブルーを連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノクラウン（当時8歳）と交配したレジェンドブルーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2023年の一般C20。

経歴

デビュー前

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月14日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

9月10日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月19日、中7週で迎えた4戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた5戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3歳（2023年）

3月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月19日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

5月6日、中5週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

7月4日、中5週で迎えた12戦目は、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり最後はブリリオと並んで7着同着となった。

8月27日、中7週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（4戦0勝）。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝!中上さん定年退職記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったアイアンオーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月4日、連闘で迎えた15戦目は、Yuuri 誕生記念（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C22（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた17戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C22（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリボンドハピネスに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月14日、中1週で迎えた20戦目は、花穂ちゃんお誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた21戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、巴川特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

4歳（2024年）

1月5日、中1週で迎えた22戦目は、42回熊野圭一誕生日前日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったイントゥザファイアに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、アンダーザフラッグに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた24戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンシンクロを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。

2月16日、中1週で迎えた25戦目は、三河湖特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浅野皓大騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般B10（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で浅野皓大騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般B9（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浅野皓大騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般B8（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で浅野皓大騎手（11戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ブルーリヴァーサルに半馬身交わされて2着となった。

4月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で浅野皓大騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったビッグボスマサムネに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で浅野皓大騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。