マイネオリーブ（1993年生、母タケノアテネ）

マイネオリーブ（1993年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時8歳）と交配したタケノアテネが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武岡牧場。戦績は、中央平地3戦2勝2着1回。1995年の新潟3歳ステークス(G3)で2着に入った他、1995年のダリア賞(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

7月16日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1000m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネガーネットに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月19日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサカモトデュラブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったタヤスダビンチに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。