トップシークレット（1995年生、母タカノリラ）

トップシークレット（1995年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリフアーズスペシヤル（当時15歳）と交配したタカノリラが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、中央障害11戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

2歳のとき、高昭牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、マエコウファームによって682.5万円で落札された。

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

8月9日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は420kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイクビゼンを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

8月30日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

9月6日、連闘で迎えた3戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた5戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

12月6日、中6週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた7戦目は、2歳G3のラジオたんぱ杯3歳ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

3歳（1998年）

1月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下の白梅賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

2月14日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳500万下の梅花賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

3月1日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のふきのとう特別（中京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた11戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた13戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた14戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた15戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた18戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた19戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシリウスランドから6馬身差の2着となった。

10月11日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1999年）

6月6日、約8か月の休養明けで迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で出津孝一騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は藤井正輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。