プリマヴィータ（2019年生、母カヒリ）
Prima Vita
2019.03.30
プリマヴィータ（2019年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「第一の人生(伊)。その後母になる」。毛色は栗毛。種牡馬のハービンジャー（当時13歳）と交配したカヒリが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は北星村田牧場。主な勝ち鞍は2023年のFunabashiJockeysFestival（Final2）(一般C2)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、北星村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、近藤克麿によって902万円で落札された。
森田直行厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2021年）
9月11日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。
10月31日、中6週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。
3歳（2022年）
2月5日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、リカンカブールに半馬身交わされて2着となった。
2月27日、中2週で迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。
5月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。
6月11日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。
6月25日、中1週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。
7月31日、中4週で迎えた8戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。
9月14日、中5週で迎えた9戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の梟特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。
9月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で濱田達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。
10月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で濱田達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
10月28日、中1週で迎えた12戦目は、Funabashi JockeysFestival 2022（8th）（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で濱田達也騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。
11月28日、中3週で迎えた13戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、FunabashiJockeysFestival2022（9th）（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。
12月21日、中2週で迎えた14戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、FunabashiJockeysFestival2022（Final1）（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。
4歳（2023年）
1月11日、中2週で迎えた15戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は濱田達也騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、勝ったラヴィンツァラに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
1月18日、連闘で迎えた16戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、FunabashiJockeysFestival（Final2）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクロガネを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。
2月9日、中2週で迎えた17戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、馬い!佐賀小松のレモン発売記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。
3月3日、中2週で迎えた18戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のビッケに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
3月8日、連闘で迎えた19戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のコウキを半馬身振り切って優勝
5月14日、中9週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた20戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り 小雨/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。
5月28日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。
6月25日、中3週で迎えた22戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を5馬身以上キープして、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジューンアヲニヨシに5馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。
7月16日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの長久手特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河原田菜々騎手（1戦1勝）。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。
8月26日、中5週で迎えた24戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの西海賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。
10月14日、中6週で迎えた25戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京芝2500m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を5馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい4着に終わった。
11月4日、中2週で迎えた26戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの三陸特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。
12月23日、中6週で迎えた27戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのグレイトフルステークス（中山芝2500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを5馬身以上確保して、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。
5歳（2024年）
1月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、4歳以上2勝クラスの海の中道特別（小倉芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は永島まなみ騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を5馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。
3月24日、中8週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの四国新聞杯（阪神芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に終わった。
4月13日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上2勝クラスの明石特別（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。
4月28日、中1週で迎えた31戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの糺の森特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。
5月18日、中2週で迎えた32戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスのオーストラリアトロフィー（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。
10月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都芝2400m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを5馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。
11月2日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた34戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都芝1800m 外回り 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。