エフロレセンス（2020年生、母イヴニングブルーム）

エフロレセンス（2020年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「開花」。毛色は鹿毛。種牡馬のTalismanic（当時7歳）と交配したイヴニングブルームが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の一般C12。

経歴

デビュー前

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月1日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

12月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

3歳（2023年）

3月25日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月15日、中2週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

6月25日、中9週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

8月10日、中6週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のデラスタ杯★ミサコンドリア賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の今宵は何月だ。ライブラリ記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた9戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた10戦目は、くおたん結婚おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月21日、連闘で迎えた15戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたユーメイドマイデイ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2024年）

1月4日、中1週で迎えた16戦目は、ちこりん崇拝杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C19（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた18戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、ゆっちゃん中学受験頑張れ（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

デビュー前

藤ヶ崎一人厩舎（愛知）へ入厩。

2月14日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、電脳ヒメカ毒牙メノお誕生日記念（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。9頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。

5月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したレイジングウェイブを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のウインシャルマンに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったペイシャスカイにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた23戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（12戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（13戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

10月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（15戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた31戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（16戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

12月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。