ハンターチャンス（1997年生、母エスラクシュミー）

ハンターチャンス（1997年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドハンター（当時13歳）と交配したエスラクシュミーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、地方32戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の春望特別(一般B2二 B3一ハンデ)。

経歴

デビュー前

岩本洋厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1999年）

8月31日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイキッスから半馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中2週で迎えた3戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノエイスをアタマ差制して初勝利を挙げた。

11月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦の山茶花特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の柊特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の寒椿特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2000年）

1月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の紅梅特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミッドナイトムーンに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

2月7日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の寒梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月29日、中2週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の菜の花特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた11戦目は、3歳ハンデ地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2100m 雨/重）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のあやめ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウナンラインから1馬身半差の2着となった。

6月9日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の山百合特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイチャンスに3馬身の差をつけて制した。

8月6日、中4週で迎えた16戦目は、はづき特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマスコットリーダーをクビ差制して勝利を手に入れた。

11月8日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、3歳ハンデ地方重賞のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は野崎武司騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月13日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の冬月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月20日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた19戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

4歳（2001年）

1月5日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の松竹梅賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた21戦目は、白梅特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の春望特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックエブロスに2馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

3月7日、中2週で迎えた23戦目は、ブラッドストーンスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィンアドヴァンスから4馬身差の2着に敗北した。

11月26日、約9か月の休み明けで迎えた24戦目は、長谷特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（7戦3勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた25戦目は、ターコイズ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（8戦3勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2002年）

1月28日、中3週で迎えた26戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアイダイアナから2馬身半差の2着となった。

3月16日、中6週で迎えた27戦目は、麗春特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、中6週で迎えた28戦目は、薫風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた29戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた30戦目は、涼風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた31戦目は、パール賞（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた32戦目は、夏祭り特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。