ドナル（2014年生、母イナズマアマリリス）

ドナル（2014年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「北欧神話の最強の戦神、雷の神」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したイナズマアマリリスが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方30戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月2日、デビュー戦はF.ヴェロン騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は430kg。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

12月24日、中8週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3歳（2017年）

1月7日、中1週で迎えた4戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

4月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1500m 内回り曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、フォーチュンシーにハナ差交わされて2着となった。

5月31日、中3週で迎えた8戦目は、天馬街道賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた11戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 雨/良）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったミコタマに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月10日、中1週で迎えた13戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ウェザビーに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた17戦目は、日高山脈チロロ岳賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた19戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ショーショーサにクビ差交わされて2着となった。

12月2日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた21戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ディーワンプリモにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月16日、連闘で迎えた22戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のキャプテンワイルドをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月24日、連闘で迎えた23戦目は、クリスマスイブ賞（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2018年）

1月3日、中0週で迎えた24戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、パッキーノに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

4月9日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた28戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。