アグネスシングン（1991年生、母リサブラウン）

Agnes Shingun

1991.03.17

アグネスシングン（1991年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時20歳）と交配したリサブラウンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

4月24日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シルクビーナスに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシーフリージアにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったヒダカチャーミーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ブレイズアップに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月14日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月4日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のマルルを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。