クレアチェイス（2014年生、母スパーブクィーン）

クレアチェイス（2014年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「聡明、明るいの意味を持つ人名より＋捕まえる」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時7歳）と交配したスパーブクィーンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地10戦0勝、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2018年のトキメキの春賞(一般C1六)。

経歴

デビュー前

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

7月16日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

8月20日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

10月15日、中7週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月24日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を繰り出し、3着に入った。

3歳（2017年）

1月21日、中3週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

2月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に敗れた。

4月15日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

6月4日、中6週で迎えた8戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

8月5日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8月19日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で大外17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた11戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、ターフチャレンジ一組（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、セレナーデ賞（盛岡芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったラブミーリルに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた13戦目は、オクトーバーカップ（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた14戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、レディスヴィクトリーラウンド盛岡第2戦（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた16戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴェニットを差し切れず、1馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、クリプトポダ賞（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた18戦目は、タヒチ賞（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4歳（2018年）

1月3日、連闘で迎えた19戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、初夢賞（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、トキメキの春賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒデノホープに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月7日、中1週で迎えた21戦目は、大屋梅賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた22戦目は、田沢湖賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた23戦目は、マリーゴールド賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、新緑賞（盛岡ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた25戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーズCS第1ステージ第2戦（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

10月8日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、ターフチャレンジ（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。